コーヒーを本格ドリップしてみよう!ハンドドリップにはどんな道具が必要?
2023/12/17
器具
投稿者:yui
カテゴリー:器具
「家でもカフェラテが飲みたい!」「でもエスプレッソマシンを置くスペースはない…」という方にピッタリなのが、ビアレッティ社のブリッカです。
「ブリッカってなに?」という方から、「ブリッカって実際どうなの?」と気になっている方も読んでもらえると嬉しいです。
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「ブリッカ」とは、イタリアのコーヒー器具・調理器具・小型家電メーカーであるビアレッティ社が販売している直火式エスプレッソメーカーのことです。
こういった小型の抽出器具の総称を「マキネッタ」と言うらしく、ブリッカはマキネッタの1種という位置付けです。
初めに断っておきますが、厳密に(?)言うと、電気エスプレッソマシンほどは圧力をかけられないので、お店で飲むようなエスプレッソは淹れられません。
でも、抽出速度は速いし、ブリッカならクレマ(と呼ばれる泡)もちょっとできます。
コーヒーに牛乳を混ぜるよりも濃厚なカフェラテをおうちで手軽に楽しめる道具です。
では、次は実際にブリッカでコーヒーを抽出してみましょう〜!
それでは、早速手順を紹介します。
まずはブリッカでコーヒーを抽出する準備からしていきます。
最新版のブリッカには水の計量カップが付属しています。そのカップで、2カップの場合は120ml、4カップの場合は180ml水を入れます。
コーヒー粉は細挽き〜中挽きのものを使います。
また、中〜深煎りのものを使うのがおすすめ。
粉の量は2カップの場合は12〜15g、4カップの場合は25〜28gです。
※通常、電気エスプレッソマシンを使う際は極細挽きの粉を使いますが、ブリッカの場合は極細挽きを使うと抽出にかなり時間がかかる、目詰まりの原因になる、抽出したコーヒーに極細の粉が混ざるなど、問題が起こるそうなので使わない方が良いです。
この時、ボイラに入れたコーヒー粉を押さえつけないように、と説明書に書いてありました。
また、フィルタとサーバーの繋ぎ目の部分に粉が残らないようにしてください。
フィルタとサーバーの繋ぎ目の部分に粉が残ると、密閉できずにコーヒーが溢れ出すこともあるようです。
サーバーとボイラ・フィルタはしっかり閉めてください。
また、炎はブリッカの底からはみ出さないくらいの強さに調節します。
ブリッカを火にかけている間に牛乳の準備をしましょう。
アイスラテが良い場合はグラスに氷を入れ、牛乳を注ぎます。
ミルク缶強めがお好みの方は牛乳多めに、苦めのラテがお好みの方は牛乳を少なめにします。
私はだいたい牛乳とコーヒーが6:4くらいになるようにしています。
ホットラテが良い場合は、耐熱カップに牛乳を入れレンジでチンします。
牛乳をそのままでも良いですが、ミルクフォーマーで泡立てるとよりカフェラテ感が増しますよ。
ミルクフォーマーは100均でも購入できます。
火にかけて数分待つと「コポコポ・ボボボボボ!」という音とともにコーヒーの抽出が完了します。
すぐに熱源からブリッカを離して、カップにコーヒーを注ぎましょう。
※これ以上コーヒーが出てこないところまで火にかけていると吹きこぼれる場合があるので、音がし始めて少しコーヒーが抽出できているのを確認したら火を止めるのが良いです。
この表面にできている泡がクレマです。
お手入れ方法や使い方が書いてある説明書がブリッカと同梱されています。
しかし、下の画像の通り日本語訳がうまくいっていないところが多く(笑)日本語になっていないところが多かったので英語と日本語を行ったり来たりしつつ読んでいました。
その中でも特に気をつけた方がいいかな?と思った点を挙げておきます。
ブリッカの温度が下がってから洗いましょう。
また、洗剤では洗わないようにと書いてあります。
ぬるま湯のみで洗いブリッカを「育てる」ことで、より味わい深いコーヒーを淹れられるようになるそうです。
毎回行う必要はないようですが、定期的に全ての部品を外して洗浄することが推奨されています。
また、パッキンも使っていくうちに劣化するので、最低年に1回交換することが推奨されています。
石灰除去も行いましょう(石灰除去の方法は説明書に書かれています)。
少しお手入れには手間がかかるという印象ですね。
おすすめポイントは、なんと言っても家でもカフェラテが飲めること!!
しかもそれなりに手軽!
エスプレッソではないので完全なるカフェラテとは言えませんが、ハンドドリップしたものや市販のコーヒーを使うよりは、より濃厚でカフェラテに近いものなります。
ミルクフォーマーを使用すると、より完成度の高いラテが飲めるので皆さんも使ってみてはいかがでしょうか?
値段はそれぞれ違いますが、100均やIKEA、スタバ等で入手できます。
ちなみに私は100均のものを使っています。それでも十分泡立ちます!
バニラアイスにコーヒーをかけてアフォガード的なものを作ってみようかとも思っています!
ビアレッティ社の「ブリッカ」いかがだったでしょうか?
お手入れには少し手間がかかりますが、それもまた家でのカフェタイムを楽しめるポイントかと思います。
家でもカフェラテを淹れて、ちょっと「特別」を感じられる時間を作りませんか?
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この記事を書いた人
yui
東京都在住の27歳会社員。
カフェ巡りと音楽・お笑い・バスケが好き。